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HRT治療の副作用

女性ホルモン補充療法であるHRT治療は、女性ホルモンが低下して起こる更年期障害の様々な不快な症状に対して最も効果的な治療法です。

日本では最近になってHRT治療が普及される傾向にあるのですが、米国では副作用などの問題からすでに下火になりつつあります。

HRT治療の副作用として考えられるのは、エストラジオールなどの強い薬物を長期間投与することによる子宮内膜癌のリスクが高くなってしまうことです。しかし、プロゲステロンを同時に補充することで、むしろ子宮内膜癌の発生を予防することができるとも言われています。

また、頻度はきわめて低いのですが、他の副作用として深部静脈血栓症が増加することや、長期間の女性ホルモン補充によって乳癌の発生リスクが高くなること、長期間エストロゲンとプロゲステロンを併用することによって脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因になる動脈硬化症のリスクが高くなることなどがあげられます。

他にもHRT治療の副作用として、むくみや肝障害、胆石症、頭痛、嘔吐などの症状が起こってしまう可能性があります。

そのため、HRT治療を受けるにあたって注意すべきことは定期的に診断を受けて症状の回復状況や副作用の有無、血圧の変化などについて確認してもらうことです。また、半年に1回肝機能やコレステロール値の検査と乳がん検診、子宮がん検診を受けるようにしましょう。

定期診断を受けることによって、更年期症状とは別に隠れた病気を早期発見することができる場合もあります。

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